ユウキ視点の時系列(小説風)002

第4部

「いやいや、そうは言っても、どうしても外さなきゃいけない例外とかもあるじゃないですか」

「たとえば?」

「それこそ、健康診断とか」

「終わったばかりでしょ。まだ10ヶ月ぐらいあるんだから。それまでに達成なさい。達成できてなかったら。貞操帯のまま受けてきなさい。」

「ほかにも、もしかしたら病気とか・・・・」

「例外事項のときはその時考えます。先に決めたら、あなたそうだって言って外そうとするでしょ。基本いかなる時も外せないものだと思いなさい」

今までも、外さないといわれてはいましたが、イベントごとに貞操帯を外してくれていました。

「それと、アマゾンでこれ注文して」

リンクを開くとアルコールチェッカー(タニタ製)でした。

「ダイエットできないのはお酒の飲みすぎでしょ。どういうルールにするかは、後日ブログにアップするから確認してね」

「わかりました。全部でいくつのカリキュラムですか?」

「さぁ?まぁ、精々私を楽しませてね、逃げ回っていた分。ブログのネタにもなるし。お盆休みのせいか、ほかの子たちも静かだしね。」

「手足を鎖でつないで、立ち上がれなくして、四足歩行で生活させるとかも面白そうだね。なんかできそうなのもってる?」

「枷と鎖はありますので、それを首輪と短くつないで、立てなくするとかは、できそうだけど、南京錠がろくなのないですよ(大抵のはあけれてしまう)」

「じゃ、ABUSのディンブルロック買い足しておきなよ」

ABUSのディンブルロックの南京錠は、私の貞操帯の錠前と同じものです。ふと、同じ鍵番を振ってるキーなら会うのではないかと思い、私は自分のPCの画像フォルダをあさり始めました。私の貞操帯の鍵は、私が一本(キーボックスの中)残りはKHがもっており、過去、KHが、ネックレスチェーンに通して、胸の間で揺らしていた写真を送ってもらったことがあったのです。

そのキーナンバーをみて、注文すれば、、、、なかなか画像が出てきません。そういえばHDが飛んだ時にきえちゃったか。。。。?

「KH様、前もらったキーのネックレス写真もう一度もらっていいですか?どっかいっちゃって、あれすごく萌えるので」

「え、いつの写真。じゃ取り直してあげようか。ちょっとまってて」

よし!最悪これで、非常脱出用のキーが手に入るかも。。。送られてきた写真は胸の間にキーがぶら下がり、管理されてる人たちからしたら垂涎の画像です。

私は画像を拡大し、キーのNoを読み取ろうとします。が、、、KHの胸の間にあるキーも、私に送られたキーと同じく、キーNoはリュータで削り取られていました。

「どう?萌えるでしょ。もしかしてAUBS買うキーナンバーの参考にでもしようとした?キー違い約17万通りだってさ。当たるといいね。絶対その貞操帯からは逃がさないから。あきらめて閉じ込められてなさい。」

 

 

余談

ちなみに私が以前に送った画像もリューターで削っていましたけどね。

これが前回

AUBSではなく別メーカーのディンプルキー、これはピッキングで開いちゃうものでした。

それで、こちらが今回の分

 

2 thoughts on “ユウキ視点の時系列(小説風)002

  1. かず says:

    番号調べようったってそううまくはいかないですねw
    管理者と被管理者の駆け引きおもしろいです
    首にかけられた鍵 その鍵で管理されているのだと想像するととても萌えます
    憧れのひとつです

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    1. satomi says:

      遊にかけてもらったらいいじゃないww

      返信

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